ソースはかなり地方色が出るものらしく、全国的に「ソースといえばこれ」といえるようなブランドは存在しない。
関東で高い知名度を誇る(はずの)ブルドックソースですら、関西では(名前こそそこそこ知られているものの)シェアはかなり低いし、中部のカゴメ、コーミ、関西のイカリ、オリバーも、やぱり全国的な知名度・シェアを誇るとは言い難い。
そんな中でオタフクソースは(少なくとも「お好み焼きソース」としては)全国的にもかなり知名度があるのかもしれないと思うが、皆さんの実感はどうだろう?
さて、今回はソースのシェアについて。
数年前の話になるが、東京新聞のWebサイトにこんな記事があった。
突出した企業なし 価格競争再編加速も(2007年5月22日 紙面から)(Internet Archive)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/trend/CK2007052202017982.html
この記事によると、ソース業界のシェアは2006年見込みで、
ブルドックソース(27.4%)
オタフクソース(20.5%)
カゴメ(15.3%)
コーミ(3.6%)
キッコーマン(3.3%)
オリバーソース(2.4%)
高橋ソース(2.3%)
その他(25.2%)
となっている。
#グラフの説明にあるように、ブルドックソースのシェアは完全子会社化したイカリソースのシェアをも含んでいる。<元記事には画像があったのだが、現在は元記事が削除されており、Internet Archiveでも画像は残っていない。
ソース業界のシェア(2006年見込)
なんと10%以上のシェアを持つのは3社のみで、4位のコーミでさえ3.6%しかない。高橋ソースなどたった2.3%で7位に食い込んでるのだから、「その他」とされている25.2%にどれだけ多くの企業がひしめいているか、わかるというものだ。
これが醤油になるともっと凄いんだろうなあ。
そういうものには手を出さないでおこう。くわばらくわばら。(^O^)