以前、「1世帯あたりの年間ソース購入量」というエントリ、を書いた。
今回はその続編。
総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」のソースをピックアップした。
前回は2005(平成17)年~2007(平成19)年の平均だったが、今回は2012(平成24)年~2014(平成26)年の平均。7年の開きがある。
ランキングは県庁所在地、政令指定都市別のランキングになっていて、金額ベース、数量ベースの2種類のランキングがある。
金額(円) | 数量(ml) | |||
全国 | 715 | 全国 | 1,529 | |
1位 | 広島市 | 1,182 | 広島市 | 2,723 |
2位 | 岡山市 | 1,008 | 神戸市 | 2,302 |
3位 | 神戸市 | 984 | 堺市 | 2,284 |
4位 | 堺市 | 952 | 徳島市 | 2,246 |
5位 | 京都市 | 906 | 岡山市 | 2,164 |
6位 | 徳島市 | 905 | 奈良市 | 2,034 |
7位 | 松山市 | 883 | 京都市 | 1,988 |
8位 | 大阪市 | 861 | 大阪市 | 1,951 |
9位 | 高知市 | 854 | 大津市 | 1,866 |
10位 | 奈良市 | 836 | 高松市 | 1,759 |
11位 | 鳥取市 | 834 | 松山市 | 1,751 |
12位 | 大津市 | 814 | 和歌山市 | 1,746 |
13位 | 山口市 | 812 | 岐阜市 | 1,727 |
14位 | 高松市 | 764 | 山口市 | 1,707 |
15位 | 名古屋市 | 742 | 高知市 | 1,703 |
16位 | 浜松市 | 734 | 鳥取市 | 1,679 |
17位 | 岐阜市 | 724 | 青森市 | 1,627 |
18位 | 和歌山市 | 719 | 浜松市 | 1,617 |
19位 | 松江市 | 716 | 富山市 | 1,513 |
20位 | 静岡市 | 708 | 山形市 | 1,465 |
21位 | 横浜市 | 697 | 名古屋市 | 1,453 |
22位 | 川崎市 | 695 | 静岡市 | 1,451 |
23位 | 長崎市 | 682 | 川崎市 | 1,431 |
24位 | 山形市 | 676 | 長崎市 | 1,424 |
25位 | 甲府市 | 669 | 津市 | 1,411 |
26位 | 福岡市 | 667 | 福井市 | 1,346 |
27位 | 鹿児島市 | 664 | 宇都宮市 | 1,333 |
28位 | 富山市 | 660 | 前橋市 | 1,326 |
29位 | 宇都宮市 | 649 | 横浜市 | 1,319 |
30位 | 東京都区部 | 645 | 福岡市 | 1,304 |
31位 | 青森市 | 638 | さいたま市 | 1,299 |
32位 | 千葉市 | 637 | 北九州市 | 1,297 |
33位 | 津市 | 635 | 熊本市 | 1,288 |
34位 | さいたま市 | 619 | 甲府市 | 1,282 |
35位 | 宮崎市 | 614 | 鹿児島市 | 1,275 |
36位 | 大分市 | 598 | 千葉市 | 1,268 |
37位 | 福井市 | 597 | 大分市 | 1,248 |
38位 | 北九州市 | 595 | 秋田市 | 1,238 |
39位 | 熊本市 | 594 | 松江市 | 1,238 |
40位 | 仙台市 | 592 | 佐賀市 | 1,229 |
41位 | 佐賀市 | 583 | 東京都区部 | 1,219 |
42位 | 秋田市 | 577 | 宮崎市 | 1,219 |
43位 | 新潟市 | 569 | 札幌市 | 1,150 |
44位 | 福島市 | 567 | 金沢市 | 1,135 |
45位 | 札幌市 | 563 | 長野市 | 1,130 |
46位 | 長野市 | 561 | 仙台市 | 1,117 |
47位 | 金沢市 | 556 | 福島市 | 1,117 |
48位 | 前橋市 | 535 | 新潟市 | 1,082 |
49位 | 盛岡市 | 522 | 盛岡市 | 1,018 |
50位 | 那覇市 | 507 | 水戸市 | 995 |
51位 | 水戸市 | 484 | 那覇市 | 858 |
前回の調査では政令指定都市ではなかった都市も加わってる。
堺市もその1つ。
堺市は大阪市に南接する都市。
前回同様、関西の都市は色を変えた。
よく考えたらここに大津市(滋賀県)を入れるかどうかは検討してもよかったかもしれない。実際、滋賀は関西なのかそうでないのか。難しいところだなあ。
結果は前回同様、中国・四国がトップ、関西がその次くらいだろうか。
というか、中国・四国・関西がソースの消費ではトップ集団、という結論でいいのだろう。
意外だったのは前回金額ベースで3位、数量ベースでトップだった徳島市が金額ベースで6位、数量ベースで4位になったこと。その徳島市に替わって広島市が金額ベースだけではなく数量ベースでもトップになった。
広島市は金額の数値は下がり数量値は上がっているので、広島のソースは若干値下がりしたのだろうか。
あまり個別に見ていくつもりもないけれど、下位では前回金額44位・数量34位の水戸市(茨城県)が今回は金額51位・数量50位に落ちたこと。
特に前回圧倒的に少なく金額・数量共に最下位だった沖縄市を金額ベースで下回ったのは驚きだった。
水戸市でソースを忌避するような、何か大きな現象でも起こったのだろうか。
まあ、下位になると数値そのものがかなり僅差で、そういう議論をしても仕方ない部分はあるけれど。
いずれにせよ中国・四国・関西がソースの大消費地だという事実はなかなか動くことはないようだ。